そもそもWiMAXとはどんなサービスなのか
WiMAXは、2015年に通産省によって認可を得た次世代型インターネット回線です。
5Gと呼ばれる高速データ転送を可能としており、一般的なWiFiサービスとは
大きな違いを持っているものです。
簡単にその概要を解説すると、駅や学校・公共施設で活用できるWiFiサービスは
IEEE8.08という無線信号です。ローカルエリアネットワークとも称されており、
通信範囲が限られているのが特徴となります。

必ずルーターや中継器がないと使用をすることができず、
ネット回線を敷設していることも条件になるものです。
ところがWiMAXの場合はその限りではなく、ポケットWiFiを持っていれば
ワイヤレスでどこでもネット接続をすることができます。
それを実現できるのは、端末のなかにSIMカードが組み込まれているからです。
一種スマートフォンと解釈をしてもいいでしょう。
ポケットWiFiそのものが通信できる機能を有しており、
そこにタブレットやパソコンをつなげるわけです。
利用範囲が広く、1秒間に約150Mbpsのデータ転送を可能としているので、
動画の閲覧からオンラインゲームなど自宅のPCと同じサービスを利用できます。
WiFiとWiMAXの違い
ポケットWiFiを利用されている方は多くいらっしゃるでしょう。
今ではあらゆる業種でインターネットによる業務を実施するようになりました。
以前であればノートや書類を持ち歩いて、営業先に出向いていた方が
一般的でしたが、現在ではタブレット端末に必要なデータを入れて
先方に提示をするのが基本です。

常時ネット接続を可能とした環境も必要なため、各社通信事業社が提供をしている
モバイル型のWiFiが活用できるわけです。昨今注目を集めているWiMAXも、
一種のモバイル端末です。
一見すると両社とも同じように見えますが、WiMAXに至っては
5Gという次世代型通信規格になっているのが特徴になります。
ポケットWi-Fiの場合、屋外で使用することを前提としています。
それとは反対にWiMAXは屋外だけでなく、室内でも利用できる点が異なるわけです。
コンセントに差し込めば電気回路をアンテナとして活用して、
高速インターネット網を構築できます。
1秒間に10Gbpsのネット環境を用意出来る点も、通常のWiFiサービスとは
一線を画している点です。WiMAXがあれば、いつでも快適なネットライフを
実現できるものです。