ニキビ治療で皮膚科へ行くときに注意すべきこと
![病院でニキビを治す](images/byouindenaosu.jpg)
ニキビ程度で医療機関に行くのは面倒だと考えている人もいるでしょう。
しかし、ニキビができたら早めに皮膚科での治療を始めるのがおすすめです。
それによってニキビを早く治すことができますし、ニキビ跡を残さないようにすることもできるのです。
皮膚科医が回答!ニキビ跡は消せるのか?
男女を問わずニキビの悩みは青春期にはつきものですね。
思春期だけでなく、大人ニキビの悩みというのも良く聞かれます。
プツプツができてかゆかったり痛かったりも気になりますが、
治ったようでも跡が残って目立ってしまうのも困りものです。
このニキビ跡について皮膚科医にアンケート調査すると、
中には改善しやすいニキビ跡もあることがわかりました。
赤味のある色素沈着したニキビなど炎症が起きてからの時間が短く、
炎症が皮膚の深い部分である真皮まで及んでいないものは
比較的治療の効果が上がるとの回答が得られました。
場合によっては抗生剤が効くものや、レーザー治療ができるものがあるようです。
それに対して、クレーター状に皮膚がくぼんだり、ケロイド状のものは難しいと言われます。
本格的な取り組みにはもちろん皮膚科医を受診するのが一番ですが、
軽度のニキビならば、治療とともに自分でできることもあります。
まずは正しい洗顔とニキビやニキビ跡を遮光して過ごしてみてはいかがでしょうか。
とにかく早くニキビを治したい!
重症のニキビしか治療できないというわけではありません。
軽いニキビでも治療を受けることができますし、適切なケアによって症状の悪化を防ぐことができるのです。
また、ドクターのアドバイスを受けることにより、ニキビの再発リスクを低下させることができます。
ニキビは皮膚の病気であり、自己流のケアで悪化させてしまうのは良くありません。
ニキビ治療では主に塗り薬が処方されます。
炎症を起こしている赤ニキビには抗生物質が効果的とされています。
そのためアクネ菌を殺菌する抗生物質が含まれた外用薬が処方されることになります。
また、ニキビの根本的な原因は毛穴が詰まることであり、毛穴の詰まりを改善して
詰まりにくくする薬が処方されることもあります。
ニキビが重症な場合、経口摂取で抗生物質を投与することもあるとされています。
また、薬による治療だけでなく、毛穴に詰まっているものを物理的に除去する治療方法などもあります。
それによってニキビを早く治すことができますし、ニキビの悪化を防ぐことができるでしょう。
ニキビは素人が自己流の方法で潰すと逆に悪化してしまうリスクがあります。
そのため皮膚科で処置をしたもらった方が良いでしょう。重度の炎症が発生しているニキビの場合、
患部に直接ステロイド剤を注射することがあります。
この方法は薬を直接打ち込むことになるため、他の方法よりも即効性が期待できると言われています。
ニキビの根本的な原因は毛穴の詰まりですが、毛穴の詰まりは乱れた食生活や間違ったスキンケア、
ストレスなどが原因で発生してしまいます。
そのためニキビ治療を行うだけでなく普段の生活習慣を見直してみると良いでしょう。
皮膚科でニキビを治療していても自宅でのスキンケアが重要です。
スキンケアの注意点としては正しい方法で洗顔や保湿を行うということが挙げられます。
メイクをしている時はクレンジング剤でしっかり落としてから洗顔料で優しく顔を洗うようにしましょう。